CVCFund
コーポレートベンチャーキャピタル
CVCファンドによる出資の目的
東急不動産ホールディングスグループ内外の連携によるイノベーションを生み出し、新しいビジネスモデルの創出を目的とします。その「新しいビジネスモデルの創出」に向けて、「事業連携」に加えて「CVC活動」による出資を通じてオープンイノベーションを推進しています。
4つの投資スコープ
Scope1は再生可能エネルギー等の既存事業を更に拡大する企業への出資、Scope2は管理業務等の労働集約型ビジネスの生産性向上に資する企業への出資、Scope3はドローンなど広域渋谷圏の価値向上に資する企業への出資、Scope4はデジタルクローンなど不動産領域以外で新たなる収益源となる次の領域に関する「知の探索」の出資を指しております。
それぞれのスコープが補完しながら、既存事業の変革と新規事業の創出に向かい、HDグループの事業と渋谷の価値向上を目指していきます。
ファンド概要
投資⽬的
設⽴年度
投資規模
対象ステージ
投資スコープ
Scope 2⽣産性向上と業務効率化
Scope 3広域渋⾕圏を中⼼とした街の価値向上
Scope 4不動産領域以外も含めた将来布⽯枠
SU
投資先SU
Alignment
連携事例
国内初・スキー場でのNFT販売で、リアルとデジタルを融合した新しい体験価値を創出
東急不動産ウェルネス事業ユニットおよび、東急リゾーツ&ステイが運営する「ニセコ東急グラン・ヒラフ」はHashPortと連携。
ニセコのパウダースノーを誰よりも早く滑ることができる「アーリーエントリー権」を国内スキー場で初めてNFT(非代替性トークン)にて販売しました。
これはリアルとデジタルが融合した新しい体験価値の試みであり、観光資源と不動産の価値向上の可能性につながりました。
新規事業 まちづくり DX サービス「Machi-wai」の提供
TFHD digital社は、CVC出資先であるアクアビットスパイラルズからサービスのOEM提供を受け、NFC 技術を活用して街にいる人々の属性や行動データを可視化しデータドリブンなエリアマネジメントを実現するサービス「Machi-wai」の提供をスタートしました。これまで手探りであったエリアマネジメントに対し、デジタルソリューションを提供することで、街や地域の活性化、ファンづくりを加速させます。
買取マッチングプラットフォームとの事業連携により、リユースの促進と活動を通じた環境貢献を推進
東急不動産分譲マンション購入者向けサービス「BRANZ WEB」、東急コミュニティー管理マンション居住者様向けポータルサイト「Life Time Portal」にて、買取マッチングプラットフォーム「ウリドキ」の紹介を開始しました。そこから得た売上等の一部を東急リゾーツ&ステイへ寄付することで、同社が運営する「もりぐらし」をはじめとする森林保全や地域貢献の活動に活用。リユースの推進と同時に環境や地域への貢献を目指してまいります。