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CASE02

ジェネシア・ベンチャーズ×東急不動産

「場」があるからできること
セレンディピティある出会いで青山を新たな聖地にセレンディピティある出会いで青山を新たな聖地に

田島 聡一 - ジェネシア・ベンチャーズ × 皇 俊之 - 東急不動産

「はじめから、スタートアップの
集まる場が欲しかった」

Q.東急不動産と一緒に『GUILD』を
運営することになったきっかけを教えてください。

田島

ジェネシア・ベンチャーズの立ち上げ時は自宅をオフィスとしてスタートしました。ただ、前職でインキュベーションオフィスを運営していて、熱量が高い人が集まることによりお互いが刺激しあい、さらに高みにのぼっていく様子をたびたびみてきたこともあり、スタートアップ同士が切磋琢磨し、共創できるようなオフィスを探していました。そこで、最初に問い合わせたのが東急不動産でした。自分で運営するなら、広さではなく質を意識して、新しい価値を生み出す「場」を作りたい。熱量を持ったスタートアップが集い、切磋琢磨して成長するような「場」にしたい。そんな私の構想に賛同いただいた東急不動産と共に、新たにスタートアップ向けオフィス『GUILD』を立ち上げ、協業することになりました。『GUILD』には「団体」という意味のほかに、「知る人ぞ知る」という意味合いもあるんですよ。

オープンで個性がある、
青山を
そんな新たなスタートアップの
聖地にしたい」

Q.なぜ青山という地を選んだのですか?

田島

結論から申し上げますと、青山という地にはオープンな雰囲気があり、落ち着いていて、個性がある。まさに私たちが伴走したいスタートアップが、群れずとも互いに刺激しあい、成長できる「新たな聖地」になる可能性を感じ、青山という地を選びました。ジェネシア・ベンチャーズが伴走したいのは、既存の産業をデジタル化することでそのポテンシャルを存分に発揮し、持続的且つ強い産業へと再定義する、時代の大きなうねりの中心になるようなスタートアップです。
私たちは、そのようなスタートアップを主役とし、投資家、大企業、地方自治体などがワンチームとなることで、私たちのビジョンである「すべての人に豊かさと機会をもたらす社会」にいかに近づけるかを意識しています。その際に重要なのは、関わるステークホルダーに同じ「景色」を共有すること。言語としてのビジョンは言葉を受け取る人によって解釈がまちまちになりがちです。
だからこそ、私たちが実現したい世界観としてのビジョンをできるだけ具体的に描き、伝えることを大切にしています。そうすることで、共創のスピードが高まり、共感してくれる人もどんどん増えていきます。東急不動産にも、私たちが実現したい「景色」をお伝えする中で、現在の物件をご提案いただき、即決しました。

セレンディピティを共創・事業に
発展させるためには、
出会いの
デザインが必要」

Q.GUILD」という場は御社に
とってどのような存在ですか?

田島

私たちが伴走しているスタートアップは、既存産業に向けてアプローチするサービスを提供しているところも多いため、大企業との共創を望んでいます。私たちがリアルな場を重要視した理由は、リアルな場にはセレンディピティ(偶発性)が起きることを経験上みてきたからです。例えば、来訪された大企業を、訪問先とは別のスタートアップに紹介したり、勉強会の休憩時間に初めて会う方と話をしたり。この出会いをきっかけに事業アイデアが生まれ、新たなビジネスに発展することが多々ありました。

ジェネシア・ベンチャーズからの紹介がきっかけで、当社CVCからの出資が実現したケースもあります。大企業とスタートアップでは言語や文化が違いますが、田島さんが両者を繋ぎ、翻訳してくれたおかげです。

田島

出会いを単なる名刺交換ではなくセレンディピティにするには、「出会いのデザイン」が必要です。スタートアップだけでなく大企業も、ビジョンやニーズを明確にすることで共通言語がうまれ、最適な出会いになると思っています。コロナ禍でオンラインの活用が増えたことにより、さらにリアルな場の必要性を感じました。オンラインは目的が明確に決まっていれば効率的ではありますが、余白やセレンディピティがまだ足りません。今後はオンラインとオフラインをうまく併用することが重要になるでしょう。

『GUILD』の発展には、お互いの
バリューアップがはかれる手法を」

Q.今後、東急不動産との取り組みで
実施してみたいことはなんですか?

田島

スタートアップのバリューアップにつながる仕組みがあるといいですね。例えば、GUILD Aoyama以外の東急不動産のテナントと我々の投資先をオンラインで繋ぐことができるなど。東急不動産のテナントが持つニーズやサービスを検索できる仕組みにより「出会いのデザイン」をオンライン上でも実現できれば、ビジネス機会が増えます。不動産というハードウェアを、オンラインを通じてエンパワーし、セレンディピティを提供できれば東急不動産のブランドも向上し、入居希望者も増えるのでは。

コミュニティの連携、渋谷の未来に向けて一緒にやりましょう!

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ

「すべての人に豊かさと機会をもたらす社会を実現する」というビジョンを掲げ、シードアーリーステージのスタートアップへ投資とバリューアップ支援を行う、独立系のベンチャーキャピタル。東京、ジャカルタ、ホーチミンの3拠点を構え、アジア全域において、すべてのステークホルダーとともに、社会の“あるべき姿”をとらえ、持続可能かつ大きな産業創造に挑むプラットフォームとなることを目指す。

田島聡一 株式会社ジェネシア・ベンチャーズ代表取締役/General Partner

三井住友銀行にて、個人向けローンや中小・ 大企業融資、シンジケーション・債権流動化等に従事。サイバーエージェントでは、金融メディアを立ち上げ売却。サイバーエージェント・ベンチャーズにて代表取締役として、アジアで通用するベンチャーキャピタルにまで成長を牽引。日本ベンチャーキャピタル協会の理事。2016年8月に株式会社ジェネシア・ベンチャーズを創業。大阪大学/工学部卒。

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