SHIBUYA
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CASE01

アプリコット・ベンチャーズ×東急不動産

起業家が集まる渋谷で、
成功率を高める創業支援を

白川 智樹 - アプリコット・ベンチャーズ × 菅 一菜美 - 東急不動産

「創業者に近い場所で支援をしたい」

Q.東急不動産と一緒に『GUILD』を
運営することになった
きっかけを教えてください。

白川

私はIT大手企業 サイバーエージェントの事業部門、投資部門を経てVCとして独立し、前職時代から引き続き創業期の企業に投資し、応援しています。創業したばかりの会社にとっては、自前でオフィスを構えるのは費用面の負担が重いのですが、少人数だからこそ、チームビルディングを踏まえ、チームが集まれる場が大切になります。また、そのタイミングでは周囲から得られる情報やノウハウが限られ、悩みが多いのも事実です。我々が近い距離で創業者をサポートすると同時に、同フェーズのスタートアップ同士が情報交換をできる機会をつくるため、VC立ち上げと共にシェアオフィスを設けることを考えました。

シェアオフィス開設のパートナーを探していた際、ジェネシア・ベンチャーズの田島さんに紹介していただいたのが、東急不動産との最初の出会いです。スピード感をもって社内決裁をしていただき、今は東急不動産と共にGUILD Shibuyaと創業準備中/創業期のスタートアップ向けの無料オフィス支援プログラムFLAPを運営しています。

当時はまだ『GUILD』という名前が決まっておらず我々も手探りでしたが、白川さんのお考えをハード・ソフト両面で実現するにはどのようにすると良いか、企画メンバーで頻繁にミーティングを行って社内調整にも奔走しました。

起業家が集まる渋谷で、
成功率が高まる創業支援を」

Q.なぜ渋谷という地を選んだのですか?

白川

アプリコット・ベンチャーズが支援するのは、主に大手企業や事業会社から独立するような起業家です。前職の経験から、大手企業の方の多くは、起業家やスタートアップと接点があまりなく、起業することを必要以上に難易度が高いと思い 、二の足を踏んでいると感じました。どんな環境にいるかによってリスク許容度も変わりますし、そのスタートアップを誰が応援しているかによって得られるチャンスが異なり、起業の成否は大きく変わると感じています。

渋谷には、起業家やVCなど「起業」の応援者が集まり、それにより情報もチャンスも集積します。あわせて交通の便もいいため、優秀なエンジニアなどメンバーが集まりやすいという特徴もあります。そのため、創業の成功率が最も高くなる場所として渋谷を選びました。ちなみに東急不動産と我々で運営しているシェアオフィス GUILD Shibuyaの近くに改良湯という銭湯/サウナがあるのですが、起業家やスタートアップ社員が集まるホットスポットとして人気ですよ。

GUILD Shibuyaは6階建てでビル一棟がシェアオフィスになっているのですが、1席のスペースから個室まで揃っており、成長に応じてGUILD Shibuya内で場所を移ることができます。また、スタートアップ同士の交流や、入居しているエンジニアやデザイナーなどのプロフェッショナルにカジュアルに相談できるなど、横での連携ができることも特徴です。コロナ禍、入居企業各社もオンラインで仕事をすることが増えましたが、チームビルディングや0→1の意思決定には対面の方が効率的です。状況に応じ、オンラインとオフラインを使い分けています。

コロナ禍でも事業成長の話もあり、渋谷のスタートアップの勢いを感じています。白川さんとも対面でお話しできるから、GUILD Shibuyaに入居したスタートアップもいらっしゃいますね。

「創業時の仲間は
かけがえがないもの」

Q.「FLAP」について教えてください。

白川

創業支援プログラムFLAPは、創業準備中/創業期の起業家向けのプログラムです。採択企業が6ヶ月の間無償で、Plug and Play Shibuya powered by 東急不動産かGUILD Shibuyaのオフィスを利用できる他、採択企業同士がコミュニケーションできる機会を提供しています。プログラムは3年目を迎え、参加企業は60社を超えました。

創業時にできる同じフェーズの仲間は、その後の成長においてもかけがえがないものです。中高の部活のメンバーのような感じですね。良質な関係は、プログラム後も続いていきます。FLAPを卒業したあと、順調に成長したり、壁にぶつかったり、と各社各様ではありますが、コミュニティで相談し切磋琢磨してもらえるような場づくりを意識しています。M&Aに至った起業家をみんなでお祝いしながら飲んだり、大型の資金調達を行なった方がご好意で資金調達の勉強会を開いてくれたり、といったこともコミュニティ内でありましたね。

特にコロナ以降、オフィスとしてのニーズ以上に「このような起業家コミュニティに属したい」という理由でお声がけいただくことが増えてきました。全てがリモートだと、セレンディピティが生まれにくい点、情報が集めにくい点、友人が作りにくい点、などが要因かもしれません。

「渋谷の地を、素晴らしい
起業家やサポーターが集まる場に」

Q.最後に一言、お願いします。

白川

渋谷に素晴らしい人が集まるほど、スタートアップに良い環境となり、各社の成長につながります。スタートアップはもちろん、エンジニア、デザイナーなど専門家の方々も含め、スタートアップのサポーターがもっと渋谷に集まって欲しいと考えています。一緒に渋谷を盛り上げていきましょう。

株式会社 アプリコット・ベンチャーズ

「挑戦を支える。結実につなげる。」をミッションとして、主に大手企業・事業会社から独立する起業家を支える、シード期に特化したベンチャーキャピタル。起業を検討・予定されている方向けのコミュニティ「Guest Dinner」、先輩経営者や各分野のプロフェッショナルに個別相談ができる「Mentoring Day」、投資先企業が入居可能なコワーキング・オフィス「GUILD Shibuya」の運営を行っており、起業家同士・先輩経営者・各分野のプロフェッショナルのコミュニティを通じた、創業支援を目指している。

白川 智樹 株式会社 アプリコット・ベンチャーズ / 代表取締役

2008年サイバーエージェントに新卒入社。広告部門にて営業職、ゲーム関連子会社にてプロデューサー職/事業責任者として従事したのち、2013年よりサイバーエージェント・キャピタルに参画。日本を中心とした創業期のスタートアップ20社の投資活動及び経営支援業務に従事。2018年より株式会社アプリコット・ベンチャーズを設立し、10億円規模の1号ファンドを組成。慶應義塾大学 経済学部卒。

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